【要点】 インドのハイデラバードを拠点とする宇宙テックスタートアップ、Cosmoserve Spaceは、317万ドル(約2億6,500万ルピー)をプレシード資金調達ラウンドで獲得しました。同社によると、これは宇宙テック企業としては発想段階で過去最大級の調達額の一つとされています。
資金調達を主導したのは、20社以上のユニコーン企業への投資実績を持つAlan Rutledge氏で、Googleの初期投資家で長年の取締役であるRam Shriram氏も主要投資家として参加しました。
Cosmoserveは、軌道上のデブリや非運用衛星を除去するアクティブデブリ除去(ADR)技術を開発しており、自律型ロボット宇宙機を構築しています。創業者兼CEOは、元インド宇宙研究機関(ISRO)の科学者で、インド初の有人宇宙飛行計画「ガガンヤーン」の元副プロジェクトディレクターであるDr. Chiranjeevi Phanindra氏です。
調達した資金は、研究開発(R&D)の加速、エンジニアリングチームの強化、およびデブリ除去技術のプロトタイプの構築開始に充てられる予定です。
【編集部コメント】 編集部による見解: 世界的に軌道デブリの脅威が高まる中、Cosmoserve Spaceの資金調達は、インドの民間宇宙セクターが宇宙の持続可能性という世界的な課題に積極的に取り組んでいることを示しています。 プレシード段階で異例の大型調達に成功し、特にGoogleの初期投資家であるRam Shriram氏の参加を得たことは、同社の技術と市場ビジョンに対する国際的な信頼の高さの証明となります。 創業者のISROでの経験は技術的信頼性を担保しており、この動きは、インドが単なる宇宙探査だけでなく、軌道環境の安全性を確保する分野においても、世界的なリーダーシップを発揮する可能性を示唆しています。
【出典情報】
参照情報(媒体名): Evertiq / The Hindu / Telangana Today 他 発行日: 2025-10-31(Evertiq掲載日)/ 2025-09-25(主要メディア発表日)
企業公式リリース: Cosmoserveによるプレスリリースより リンク:
[Evertiq記事]: https://evertiq.com/news/2025-10-31-indian-space-tech-startup-cosmoserve-raises-317-million
[The Hindu (プレスリリース引用)]: https://www.thehindu.com/news/cities/Hyderabad/hyderabad-based-space-tech-startup-cosmoserve-space-secures-317-million-in-pre-seed-round/article70094667.ece
[Telangana Today (プレスリリース引用)]: https://telanganatoday.com/cosmoserve-space-raises-3-17-m-to-tackle-space-debris
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