【要点】 北大西洋条約機構(NATO)の連合航空司令部(AIRCOM)は、2025年10月22日から29日にかけてドイツのラムシュタインで実施されたコンピューター支援指揮所演習**「Steadfast Duel 2025 (STDU25)」に参加した。 ノルウェーの統合戦センター(JWC)が指揮し、欧州連合軍最高司令部(SHAPE)が計画したこの演習は、NATOの第5条集団防衛シナリオにおける運用即応性、相互運用性、航空指揮統制を強化する目的で行われた。 ブルンスム、ナポリ、ノーフォークの全3つの統合軍司令部(JFC)が初めて連携する、今年最大のコンピューター支援演習である。 AIRCOMは、スペインのトレホン**、ドイツのウェーデム、ノルウェーのボードーにある航空作戦センターを通じて、航空任務命令(ATO)の発令を模擬し、陸、海、空、サイバー、宇宙の複合領域(マルチドメイン)環境での作戦を訓練した。 演習はAIRCOMとNATO宇宙作戦センター、および陸上部隊との連携を強化し、統合抑止と防衛への対応能力を検証した。

【編集部コメント】 本件は、複雑化する安全保障環境に対応するため、NATOが集団防衛能力を物理空間から宇宙・サイバー空間へと拡大し、複合領域(マルチドメイン)での統合運用能力を重視している動きの一環と位置付けられる。 編集部による見解として、NATOの全ての統合軍司令部が初めて連携し、宇宙作戦センターとの調整を組み込んだことは、宇宙領域の監視・通信・情報能力が、現代の防衛戦略において不可欠な要素であることを明確に示している。 これは、欧州・大西洋圏全体におけるNATOの抑止力と即応態勢を、技術的にも組織的にも高度化させるための重要な一歩である。

参照情報(媒体名):Allied Air Command 発行日:2025-10-30(推定) リンク:https://ac.nato.int/archive/2025-2/allied-air-command-participates-in-exercise-steadfast-duel-2025- 企業公式リリース:確認できませんでした

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