【要点】 ロシア連邦宇宙庁(Roscosmos)所属のセルゲイ・リジコフ飛行士(Expedition 73コマンダー)とアレクセイ・ズブリツキー飛行士(フライトエンジニア)が、2025年10月28日に国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動(EVA)を実施しました。 今回のEVAは6時間54分に及び、彼らにとって2度目の共同作業となりました。 主な作業として、多目的実験モジュール「ナウカ」(Nauka MLM)の外部で複数の実験装置の設置、移設、および整備が行われました。 具体的には、プラズマジェットエンジンの可能性を試験する「インパルス(Impuls)」実験装置、地球の電離層への影響を研究する「IPI-500」装置をナウカに取り付けました。 また、約2週間前のEVAで設置された半導体材料を生成する「エックラン-M(Ekran-M)」実験装置の修理を行い、緩んだガスケットを取り除き、交換用カセットを装着しました。 さらに、ロシアセグメントの整備に使用される欧州ロボットアーム(ERA)の外部制御パネルの移設も行われました。
【編集部コメント】 今回のEVAは、ISSロシアセグメントの科学研究能力の向上と、長期運用に必要な外部設備の整備を着実に進めるものと評価できます。 編集部による見解として、特に半導体製造技術の軌道上実証や、宇宙機推進技術(プラズマジェット)の試験は、将来の宇宙産業におけるロシアの技術的優位性を維持するための継続的な投資の一環と位置づけられます。
参照情報(媒体名):Space.com 発行日:2025-10-29 リンク:https://www.space.com/space-exploration/international-space-station/spacewalking-russian-cosmonauts-install-experiments-on-the-international-space-station 企業公式リリース:Roscosmos(ロシア連邦宇宙庁) 確認できませんでした
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