【要約】
米国SpaceX(ロケット打ち上げ)は、2025年11月5日(米国東部時間)にフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地第40発射施設からFalcon 9ロケットを打ち上げ、通信サービスStarlink向けの衛星29機を低軌道へ投入しました。
今回のミッションには、同社が運用する再利用型の第1段ブースターが使用され、打ち上げ後に大西洋上の無人ドローン船に着陸して回収されました。
搭載されたStarlink衛星はV2 Miniシリーズであり、同社が進める低軌道通信ネットワークの拡充に寄与します。
この打ち上げは、米国連邦航空局が政府機関閉鎖に伴う航空管制業務の負担増加を理由に、民間ロケットの運用時間帯を制限する一時命令を発効する直前の時期に実施されたものです。
【編集部コメント】
Falcon 9によるStarlink衛星の継続的な投入は、民間主導で構築される低軌道通信インフラの拡大を示す動きの一環と位置付けられます。
再利用型ブースターを活用した高頻度の打ち上げは、コスト効率と運用柔軟性を両立するSpaceX独自の輸送モデルを支えており、今回の29機投入もその一例となっています。
一方で、FAAが発した時間帯制限命令は、商業宇宙輸送が航空管制体制や行政判断の影響を強く受ける産業であることを示しており、今後の打ち上げ計画策定における重要な外部要因となります。
【出典情報】
参照情報(媒体名):Space.com
発行日:2025/11/06
リンク:SpaceX launches 29 Starlink satellites from Florida’s Space Coast:
https://www.space.com/space-exploration/launches-spacecraft/spacex-starlink-6-81-b1094-ccsfs-jrti
公式リリース:
公式リリースなし(SpaceX公式Xアカウントによる打ち上げ告知のみ確認)
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https://gizmodo.com/government-shutdown-grounds-daytime-launches-for-spacex-and-other-private-space-companies-2000683084