【要約】
インドのSkyroot Aerospace(ロケット開発)は、同国初となる民間開発による商業軌道ロケットVikram-1の打ち上げに向けた最終準備を進めています。
Skyrootはハイデラバードを拠点とし、シンガポールのTemasekやGICなどから資金提供を受ける、インドで最も資金を集めた宇宙スタートアップとして知られています。
Vikram-1は複数段の固体燃料ロケットで、小型衛星を低軌道(LEO)に投入する商業ミッションを担う計画です。
Skyrootは2022年に、単段式固体燃料ロケットVikram-Sを用いてインド初の民間ロケット打ち上げを成功させており、今回のVikram-1はその次段階となる軌道投入能力を備えた商業用機体です。
本ミッションは、インド宇宙研究機関(ISRO)およびIN-SPACeによる産業開放政策のもとに実施され、民間企業による軌道打ち上げサービスの確立を図るものです。

【編集部コメント】
SkyrootによるVikram-1の打ち上げ準備は、インドの宇宙開発が国家主導から民間主導の商業エコシステムへと移行する動きの一環と位置付けられます。
2022年のVikram-Sによる民間初打ち上げを経て、今回は軌道投入能力を持つ機体による商業ミッションに段階が移行しており、国内スタートアップによる衛星輸送市場の本格参入を示す重要な節目となります。
政府の産業開放政策と民間資本の拡大が相まって、インドはアジア太平洋地域における小型ロケット市場の競争力を強化しつつあり、本件はその象徴的事例と整理できます。

【出典情報】
参照情報(媒体名):Times of India
発行日:2025/11/05
リンク:https://timesofindia.indiatimes.com/city/hyderabad/skyroot-aerospace-gears-up-for-indias-first-private-rocket-launch-inside-nations-most-funded-space-startupfromhyderabad/photostory/125180769.cms

公式リリース:
報道によるとSkyroot AerospaceおよびISROの発表より
(※SkyrootおよびISROによる本件固有の公式リリースは未確認。)

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