【要約】
米国メディアSpace.comは11月13日、米国・ニュージーランドのRocket Labが開発中の中型ロケット「Neutron」の初打ち上げ時期を2026年に延期したと報じた。
ピーター・ベックCEOは2025年第3四半期決算説明会で、主要ハードウェアの製造は終盤にあるものの、認定試験やリスク低減工程に追加の時間を要すると説明した。
同社は2026年第1四半期にNeutronをバージニア州ワロップス島の発射施設(Launch Complex 3)へ搬入し、その後の試験進捗を踏まえて初飛行を実施する計画を示している。
Neutronは地球低軌道へ約13,000kgを投入可能な部分再使用型ロケットであり、SpaceXのFalcon 9と同クラスの市場での運用を想定して開発が進められている。

【編集部コメント】
本件は、新型ロケット開発に不可避なスケジュール調整であり、技術的停滞というよりも、成功確度を高めるための計画最適化と位置付けられる。
Electronが安定運用を続けている現状では、未成熟な状態で初飛行を急ぐ必要がなく、慎重な判断が可能となっている。
一方で、中型・大型市場ではSpaceXの優位性が高まっており、Neutronが2026年に確実に市場投入できるかが、同社がより広い打ち上げ市場へ展開できるかどうかの重要な岐路になる。

【出典情報】
参照情報(媒体名):Space.com
発行日:2025/11/13
リンク:
https://www.space.com/space-exploration/rocket-lab-delays-debut-of-powerful-partially-reusable-neutron-rocket-to-2026

【公式リリース】
公式リリースなし(※延期は決算説明会での発言に基づく報道)

【関連記事】
Rocket Lab officially delays its bigger rocket debut to next year:
https://spaceexplored.com/2025/11/12/rocket-lab-officially-delays-its-bigger-rocket-debut-to-next-year/