【要約】
宇宙専門メディアNASASpaceFlightは11月12日、SpaceXがテキサス州Starbaseとフロリダ州ケープカナベラルで進めるStarship打ち上げインフラ再編の進捗を報じた。
Starbaseでは、初期試験に使用されたPad 1の撤去作業が加速しており、旧設備の解体や推進剤タンク周辺の配管撤去が進行している。
これは将来的に建設される新型打ち上げ塔や改良型インフラへの更新を見据えた作業である。
並行して建設中のPad 2では、火炎トレンチや打ち上げ台の整備が最終段階に入り、2026年以降のStarship Block 3の高頻度運用に向けた準備が進んでいる。
一方、フロリダ州のLC-39Aでは、Starship向け発射設備の主要構造物が設置され、東西両拠点での運用体制を構築するための準備作業が継続している。

【編集部コメント】
本件は、Starshipプログラムが試験中心の段階を経て、量産と実運用を前提とした環境整備に移行していることを示す動きである。
初期開発期を支えてきたPad 1の撤去と、新射場の整備は、運用モデルの本格化に必要な基盤構築の一環と位置付けられる。
テキサスとフロリダの双方でインフラ整備が進むことで、将来的に求められる高頻度打ち上げや軌道上燃料補給など、Artemis計画に不可欠な運用要件を支える体制が強化されつつある点が注目される。

【出典情報】
参照情報(媒体名):NASASpaceFlight
発行日:2025/11/12
リンク:
https://www.nasaspaceflight.com/2025/11/spacex-starship-pad-realignment-future/

【公式リリース】
公式リリースなし

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