【要約】
米国メディアTeslaratiは11月11日、SpaceXがテキサス州Starbaseで新たな生産拠点「Gigabay」の建設を進めていると報じた。
イーロン・マスクCEOが示した計画では、この施設は年間最大1,000機のStarshipを製造できる能力を備える。
建設地ではすでに4基の大型タワークレーンが据え付けられており、完成目標は2026年12月とされる。
マスク氏は、人類の火星移住構想を実現するには、航空機産業に類似した高効率な量産体制が不可欠と説明している。
既存のStarfactoryに加えGigabayが稼働することで、生産能力が拡大し、Starship艦隊の構築速度が従来より大きく高まると記事は指摘している。

【編集部コメント】
本件は、SpaceXがStarshipを従来型の少量生産から拡張性の高い量産工程へ移行させるための重要な投資であると位置付けられる。
1,000機規模の年産計画は、現在のロケット製造水準を大きく上回る目標だが、同社はStarlink衛星の大量製造で高度な自動化・生産技術を確立しており、その延長線上にある取り組みといえる。
加えて、2026年末の稼働目標は、Artemis計画や将来の火星輸送ミッションに必要な機体数を確保するための工程上の節目と考えられ、Starbaseでのインフラ整備が今後加速することを示している。

【出典情報】
参照情報(媒体名):Teslarati
発行日:2025/11/11
リンク: https://www.teslarati.com/spacex-next-project-produce-starships-impossible-level/

公式リリース:
SpaceX Updates(Raptor 3D Printing 公開情報内でGigabay計画に言及)
リンク: https://www.spacex.com/updates/starbase-raptor-3d-printing/

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リンク: https://www.space.com/spacex-starship-one-a-day-starfactory