【要約】
韓国のChosun Ilboは11月13日、国産ロケット「ヌリ号(KSLV-II)」4号機の準備状況を報じた。
今回のミッションは、Hanwha Aerospaceが製造・組立および運用面を中心的に担い、従来の政府主導から民間主導への移行が進んでいる。
ヌリ号には、次世代中型衛星を含む計13基の衛星が搭載される。
衛星には、新薬開発に向けたタンパク質結晶化などのバイオ実験に関わるペイロードが含まれている。
また、一部の衛星は自律的な軌道離脱を試みるデブリ抑制技術の実証を行う。
打ち上げは午前1時前後の夜間帯に設定されており、ヌリ号では初の夜間打ち上げとなる予定である。
【編集部コメント】
本件は、韓国が進めてきた宇宙技術の民間移管が実運用段階に入った象徴的事例と位置付けられる。
Hanwha Aerospaceがシステム運用の中心を担う体制は、国内での宇宙産業エコシステム形成を強化する契機となる。
ペイロードが観測中心から研究用途やデブリ抑制へと広がることは、多様な産業プレイヤーが参入しやすい環境が整いつつあることを示している。
夜間打ち上げの採用は、ミッション要求に応じた運用柔軟性を高める取り組みであり、今後の打ち上げ計画の幅を広げる要素と言える。
【出典情報】
参照情報(媒体名):The Chosun Ilbo
発行日:2025/11/13
リンク:https://www.chosun.com/english/industry-en/2025/11/13/DI4WESIC7FBOXHG3F5ZCOA23VA/
公式リリース:
Nuri’s Fourth Launch Set for November 27, 2025(KASA):
https://www.kasa.go.kr/bbs/BBSMSTR_000000000041/view.do?nttId=B000000002164Nu9kD7
関連記事:
Space agency in final checks ahead of Nuri rocket launch(The Korea Times):
https://www.koreatimes.co.kr/southkorea/20251119/space-agency-in-final-checks-ahead-of-next-weeks-nuri-rocket-launch
Nuri Rocket Carries 13 Satellites for K-Space Tech(DBR):
https://dbr.donga.com/kfocus/view/en/article_no/797