【要約】
インド南部アンドラ・プラデーシュ州のナイドゥ州首相とゴーヤル商工相は、同州クルノール地区で「ドローンシティ」、スリ・サティヤ・サイおよびティルパティ地区で「ツイン・スペースシティ」を建設する計画の礎石を敷設したと報道された。
報道によると、州政府は複数年にわたり大規模な投資誘致を目指しており、とくに深層技術(ディープテック)や宇宙関連産業を重点産業として位置付けている。
スペースシティは、同州に位置するISROスリハリコタ射場の近接性を生かし、民間企業の衛星製造、試作開発、打ち上げ支援ロジスティクスなどを統合する産業拠点として整備される予定である。
【編集部コメント】
本件は、インド国内で競争が激化する宇宙産業クラスター形成において、アンドラ州が射場という地理的優位性を強みに参入を強化する動きの一環と位置付けられる。
既に宇宙関連の集積が進むカルナータカ州(ベンガルール)やテランガナ州(ハイデラバード)に対抗し、州独自のインセンティブ政策を活用して民間企業の誘致を図る取り組みが特徴的である。
今後は、インフラ整備・産業支援制度・人材育成といった複数の施策が連動し、実際の産業エコシステム構築へどこまで進展するかが注目される。
【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし
参照情報(報道)
The Hindu:
https://www.thehindu.com/news/cities/Visakhapatnam/naidu-piyush-goyal-lay-foundation-for-drone-city-and-space-city-in-rayalaseema/article70280172.ece
The CSR Journal:
https://thecsrjournal.in/andhra-pradesh-launches-indias-first-drone-and-space-cities/