2025/11/14

米国
米Blue Origin CEO、月着陸船開発の加速へ「天地を動かす」と宣言

【要約】
Blue Originのデーブ・リンプCEOは、11月14日に開催されたBaron Investment Conferenceにおいて、NASAの月面探査計画を支援するために全力を尽くす姿勢を表明した。
同社は月着陸船「Blue Moon」の開発を進めており、貨物用の「Mark 1」および有人用の「Mark 2」の投入を計画している。
リンプ氏は、NASAが目標とする有人着陸ミッションArtemis V(2030年予定)よりも早期に機体を提供できるよう、「天地を動かす(move heaven and earth)」ほどの覚悟で開発を加速させると述べた。
この発言は、競合するSpaceXのStarship開発における不確実性を念頭に、NASAに対して確実な代替手段とスケジュールの遵守を約束するものである。

【編集部コメント】
本件は、Artemis計画におけるSpaceXへの過度な依存を懸念するNASAに対し、Blue Originが「信頼できる第2の選択肢」としての地位を確立しようとする動きの一環と位置付けられる。
「天地を動かす」という強い表現は、大型ロケットNew Glennの実用化を目前に控え、長年指摘されてきた開発スピードの課題を払拭しようとする経営陣の並々ならぬ決意を示している。
実際に2030年以前の実戦投入が可能となれば、米国の月面開発戦略における同社のプレゼンスは劇的に向上するだろう。

【出典情報】
公式リリース(一次情報)
※本件に関する公式リリースは未確認。

参照情報(報道)
Ars Technica:
[https://arstechnica.com/space/2025/11/blue-origin-will-move-heaven-and-earth-to-help-nasa-reach-the-moon-faster-ceo-says/](https://arstechnica.com/space/2025/11/blue-origin-will-move-heaven-and-earth-to-help-nasa-reach-the-moon-faster-ceo-says/)