【要約】
RTX傘下のコリンズ・エアロスペースは11月20日、オランダ王立空軍との間で、同国に軍用アビオニクスサービスセンターを新設する契約を締結した。新施設は政府所有・民間運営(GOCO)方式を採用し、F-35戦闘機およびCH-47F輸送機向けに、高度な整備、修理、デポレベルの支援、サプライチェーン管理を提供する。欧州内でのF-35運用拡大に対応するため、現地での迅速な整備能力を確保する狙いがあるとされる。センターは2026年までに初期運用能力(IOC)を獲得する予定で、既存のエンジン整備拠点や訓練施設と連携し、同国の航空防衛インフラを強化する。

【編集部コメント】
欧州でF-35の配備が進む中、維持整備体制の分散と現地化は長期的な運用コスト削減と即応性向上の鍵となる。オランダはすでにエンジン整備やパイロット訓練拠点を有しており、今回のアビオニクス整備能力の追加により、地域の中核的なMRO拠点としての役割がさらに強化される。官民の協力モデルであるGOCO方式は、効率性と安全保障要件を両立する実装例として、他国での採用にも影響を与える可能性がある。

【出典情報】
公式リリース
RTX’s Collins Aerospace and the Royal Netherlands Air and Space Force establish new military avionics service center:
https://www.rtx.com/news/news-center/2025/11/20/rtxs-collins-aerospace-and-the-royal-netherlands-air-and-space-force-establish-n

参照情報(報道)
Stock Titan:
https://www.stocktitan.net/news/RTX/rtx-s-collins-aerospace-and-the-royal-netherlands-air-and-space-j88pfu0fkafq.html

Nasdaq:
https://www.nasdaq.com/articles/collins-aerospace-rnlasf-sign-contract-build-military-avionics-service-center