【要約】
SpaceXは2025年11月21日、テキサス州StarbaseのMassey試験場で実施していた次世代型Super Heavyブースター(V3)初号機「Booster 18」の試験中に異常が発生したと明らかにした。
同社によると、構造耐圧試験に先立つガスシステムの加圧試験中に異常が起きた。
推進剤は搭載されておらず、エンジンも未搭載で、負傷者はいないとしている。
報道では、機体下部の液体酸素タンク周辺で座屈が起き、外板の一部が大きく損傷したとされる。
SpaceXは原因の特定には調査が必要だとしており、試験データを今後の設計改善に活用する方針を示した。
【編集部コメント】
本件は、段階的に実機試験を重ねて設計を成熟させるSpaceXの開発手法の一環と位置付けられる。
V3は将来の運用フェーズを見据えた改良型であり、地上試験で弱点を早期に特定できるかが開発速度と信頼性に直結する。
一方で、試験計画や機体更新の進捗次第では、技術実証のスケジュールに影響が出る可能性がある。
【出典情報】
公式リリース
SpaceX(X投稿): https://x.com/SpaceX/status/1991889258701885702?s=20

参照情報(報道)
Teslarati: https://www.teslarati.com/spacex-issues-statement-on-starship-v3-booster-18-anomaly/

Reuters: https://www.reuters.com/business/aerospace-defense/first-spacex-booster-upgraded-starship-fails-during-test-texas-2025-11-21/