【要約】
インドの宇宙スタートアップCosmoserveSpaceが、宇宙デブリ除去と衛星寿命終了時サービスへの参入計画を公表した。
同社は、ISRO出身のChiranjeeviPhanindraB氏が設立し、ハイデラバードのT-Hubを拠点としている。
食虫植物ハエトリグサの捕食動作を参考にしたソフトロボットアームを開発し、軌道上のデブリを安全に捕獲する技術の確立を目指す。
捕獲用アームと対象物までの接近経路を計画する人工知能を自社開発し、将来の軌道上実証ミッションで組み合わせて検証する構想である。
資金面では、AlanRutledge氏やGoogle創業期メンバーのRamSriram氏らから317万ドルを調達しており、チーム拡充と地上検証、初回軌道上実証に投入する計画とされる。
軌道上物体が増え続けるなか、デブリ回収サービスや終末期衛星の回収ニーズを取り込み、国際市場での事業機会獲得を狙う。

【編集部コメント】
スペースデブリ除去は、衛星コンステレーション拡大や各国規制強化と並行して進む宇宙安全保障対策の一環と位置付けられる。
Cosmoserveが生物模倣のソフトロボットアームと軌道上での経路計画AIを組み合わせた技術実証を目指すことは、インド発ニュースペース企業が高難度の軌道上サービス分野で役割を広げる動きとして注視すべき動向である。

【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
ET Infra: https://infra.economictimes.indiatimes.com/news/aviation/former-isro-scientist-ventures-into-space-junk-cleaning-business/125364537