【要約】
米宇宙インフラ企業RedwireCorporationが、フロリダ州ジャクソンビル本社・製造拠点での宇宙機コンポーネント開発を下支えする新たな契約を獲得した。
報道によると、本契約は米国防高等研究計画局(DARPA)が進めるVeryLowEarthOrbit(VLEO)向け「Otter」ミッション第2段階を対象とし、RedwireのSabreSatプラットフォームを用いた宇宙機の製造・引き渡しを含む。
契約規模は約4,400万ドルとされ、ジャクソンビルの施設における生産設備の拡充や人員増強を通じて、宇宙機用構造物やアビオニクス製品の供給能力強化に充てられる。
同社は「次世代宇宙経済のためのインフラ構築」を中長期方針に掲げており、今回の受注は米国内生産体制を基盤とした事業拡大をさらに加速させる一歩と位置付けられる。
【編集部コメント】
本件は、Redwireが買収中心の拡大期を経て、公共調達を軸にした有機的成長フェーズへ移行しつつある動きの一環と位置付けられる。
米政府が志向する宇宙サプライチェーン強靭化の文脈において、ジャクソンビルでの実製造拠点を持つ同社は、地域の高度雇用創出と産業集積を牽引するアンカー企業となり得る。
今後、当該拠点での投資と受注が積み上がれば、フロリダ北東部は打ち上げ拠点のみならず宇宙機ハードウェア製造の重要地域としての存在感を高めていくとみられる。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
Jacksonville Business Journal: https://www.bizjournals.com/jacksonville/news/2025/11/19/redwire-award.html