【要約】
シリコンバレーのベンチャーキャピタルPlaygroundGlobalは、18日に台北で記者向けイベントを開き、自社ポートフォリオの次世代コンピューティング関連スタートアップ7社の成果と提携計画を紹介したと報じられた。
AyarLabs、d-Matrix、NextSiliconなどのHPC関連企業に加え、PowerLatticeやVerticalSemiconductorといったAIデータセンター向け電源系スタートアップも登壇し、高効率な電力供給や光インターコネクト技術による消費電力削減の取り組みを説明した。
PowerLatticeはプロセッサパッケージ内に電力を届けるパワーデリバリーチップレット、VerticalSemiconductorはAIチップ向けに発熱と電力損失を抑えるverticalGaNトランジスタのサンプリング開始をそれぞれ明らかにした。
各社は、台湾の半導体製造・先端パッケージング基盤を活用し、GaN系パワーデバイスを含む省電力技術の量産化と商用展開を台湾のサプライチェーンとの連携強化を通じて加速させる意向を示している。
【編集部コメント】
AIデータセンターの電力需要と発熱の増大に対し、GaNを含む新世代パワー半導体と光I/Oを組み合わせて効率を高める今回の動きは、インフラ面から計算コストを抑制する国際的な技術開発競争の一環と位置付けられる。
シリコンバレー発のHPCスタートアップ群と台湾の半導体エコシステムが連携を深めることで、電源・インターコネクト分野でのイノベーションが台湾発の供給網を通じてグローバルに波及するかが、今後の投資動向や産業構造を見極める上での注目点となる。
【出典情報】
公式リリース
Playground Global Showcases the Future of Compute in Taiwan: https://www.prnewswire.com/apac/news-releases/playground-global-showcases-the-future-of-compute-in-taiwan-302618381.html
参照情報(報道)
DIGITIMES: https://www.digitimes.com/news/a20251119PD233/silicon-valley-hpc-technology-taiwan-gan.html