【要約】
インドのジテンドラ・シン科学技術担当国務大臣は、ニューデリーで開かれた宇宙関連会議で同国の宇宙経済の成長見通しを示した。
報道によると、インドの宇宙経済は現在約80億ドル規模とされ、今後10年間で440億?450億ドルに達する可能性があると述べられた。
シン大臣は、この急成長の背景として、2020年の宇宙分野の民間開放や規制緩和など政府主導の改革を挙げた。
改革後は国内の宇宙関連スタートアップ数が大きく増加し、民間企業や海外投資家が参入しやすい環境が整いつつあるとされる。
また、インドの宇宙技術の多くが農業、防災、医療などの民生分野に活用されており、国民生活の利便性向上に直結している点が強調された。
【編集部コメント】
本発言は、宇宙分野をインド経済成長戦略の一環として位置付ける政府方針を、具体的な市場規模の数値とともに示したものといえる。
民間開放や投資規制の見直しによってスタートアップや海外資本を取り込み、短期間でエコシステムを拡大してきた点は特徴的である。
今後は、打ち上げや衛星製造だけでなく、観測データの解析やアプリケーション開発といった下流分野を含むバリューチェーン全体で、想定どおりの市場拡大が実現するかが焦点となる。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
Republic World: https://www.republicworld.com/business/space-sector-to-drive-indian-economy-growth-projected-to-reach-44-45-billion-in-next-decade-jitendra-singh-580235
Business Standard: https://www.business-standard.com/economy/news/india-s-space-economy-to-reach-44-bn-in-10-years-union-min-jitendra-singh-125111900406_1.html