【要約】
SpaceXは次世代超大型ロケット「StarshipV3」について、テキサス州での開発と試験に続き、フロリダ州からの打ち上げ運用を見据えた体制構築を進めていると報道された。
報道によると、テキサス州のStarbaseを初期開発や飛行実証の拠点としつつ、フロリダのケネディ宇宙センター第39A発射施設を将来の主力運用拠点と位置付けている。
StarshipV3は従来機より全長が長く、推力の増強によって月や火星への大量輸送能力を高める設計と説明されている。
フロリダでは専用発射塔や地上設備の整備が進められており、テキサスでの技術実証が進展した段階で、フロリダからの軌道打ち上げへ移行する計画が示されている。
これらの取り組みは、大規模かつ高頻度の打ち上げ需要に対応する長期的なインフラ構築の一環とされる。

【編集部コメント】
本件は、Starship計画が試験中心の段階から、将来の定常運用を念頭に置いた二拠点体制へ移行しつつある動きの一環と位置付けられる。
開発拠点と運用拠点を分ける構成は、アルテミス計画向け月輸送や将来の火星ミッションなど、多数回打ち上げを前提とした商業・政府需要への対応力を高める狙いがある。
特にV3の大推力化とフロリダ側インフラ整備の組み合わせは、大型ペイロードの打ち上げコスト低減と輸送能力拡大に向けた重要な準備段階と評価できる。

【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
Florida Today: https://www.floridatoday.com/story/tech/science/space/spacex/2025/11/17/spacex-starship-v3-is-poised-to-launch-from-florida-cape-canaveral-kennedy-after-texas/87316197007/