【要約】
米宇宙軍のチャンス・ソルツマン作戦部長は11月20日、ワシントンのCSISイベントで、装備調達を抜本的に見直す方針を示した。
従来の「完成形」を長期間かけて追求する方式から、最低限の作戦能力を早期に配備し、運用しながら段階的に改良する手法へ転換すると説明した。
あわせて、2025?2040年の戦力構成を示す15年戦略文書「ObjectiveForce2025」を年内に取り要点、2026年初頭の公表を目指す計画を明らかにした。
この文書は、将来創設が検討される新たな野戦コマンド(旧称SpaceFuturesCommand)が定期的に更新し、必要な基地・部隊・装備の全体像を産業界などの関係者に提示する枠組みとなる見通しだ。
【編集部コメント】
本発表は、宇宙軍が従来の防衛調達プロセスから脱却し、民間の反復開発モデルに近いスピード重視の体制へ移行する試みの一環と位置付けられる。
長期戦略「ObjectiveForce」と将来のSpaceFuturesCommand構想を組み合わせることで、産業界への中長期の需要シグナルを明確化し、新たな宇宙戦力アーキテクチャへの移行を段階的に進める狙いがある。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
Aerospace America: https://aerospaceamerica.aiaa.org/saltzman-says-u-s-space-force-will-pursue-radical-shift-in-acquisition-teases-2040-strategy/
SpacePolicyOnline.com: https://spacepolicyonline.com/news/saltzman-aquisition-reform-is-a-generational-opportunity/