要点
- テキサスA&M大学の研究チームは、光を利用して微小構造体を推進・制御する「Metajets」概念を発表した。
- デバイス表面にナノスケールのメタサーフェスを形成し、光の反射・屈折を制御することで推力を生成する。
- 外部レーザー照射により、燃料を用いずに対象を3次元的に操作できる可能性が示された。
- この手法は従来のソーラーセイルとは異なり、構造自体に制御機能を持たせる点が特徴。
- 理論上は強力なレーザーと組み合わせることで高速加速が可能とされる。
- 一部試算では、恒星間探査への応用可能性が議論されている。
- 現段階では実験室レベルの研究であり、大型宇宙機への適用には大幅なスケールアップが必要。
- 光推進技術の新たなアプローチとして、基礎研究段階での成果と位置付けられる。
編集部コメント
光を「当てる」だけで物体を自在に操るという発想は、従来の推進概念とは一線を画します。Metajetsはまだ初期研究段階ですが、構造そのものに制御性を持たせる点は将来の設計思想を変える可能性があります。恒星間探査への応用は長期的な話ですが、まずは小規模な制御技術としてどこまで実用化できるかが今後の焦点です。
参照情報
一次情報(公式発表、PRサイト等)
Light-Propelled Metajets research
https://phys.org/news/2026-04-powered-propulsion-space-exploration-possibilities.html
参照記事
Light-Propelled ‘Metajets’ Could Enable 20-Year Journey to Alpha Centauri, Study Suggests