要点
- 米国商務省の宇宙商務局(Office of Space Commerce, OSC)は2026年3月24日、商業宇宙産業の競争促進を目的とする大統領令EO 14335に対応し、新たな宇宙商務認証(Space Commerce Certification, SCC)プロセスの導入を提案した。
- OSCは要員確保とホワイトハウスとの調整を進めたうえで、2026年夏に最初のSCC申請受付を開始する方針を示している。
- 提案されるSCCは任意参加型の認証枠組みで、現行のFAA・FCC・NOAA等の既存ライセンス制度では明確に規制対象とならない米国商業宇宙活動向けに、関係省庁横断のレビュー経路を提供する。
- 対象活動カテゴリは、宇宙内製造、衛星サービシング、軌道上コンピューティング、月面活動、商業有人ステーション等とされる。
- 本認証は新規宇宙活動を行う米国法人を対象とし、OSCが連邦規制機関間の主導調整役となる。
- OSCはspace.commerce.govに30ページの提案文書を公表し、2022年以降検討されてきたミッション認可枠組みを発展させる形となっている。
- パブリックフィードバックは件名「Feedback – Mission Authorization Proposal」でSpace.Commerce@noaa.govに受け付け中。
- 今夏のSCC申請受付開始により、既存単一機関ライセンス外の新規商業宇宙活動に対する、米国政府初の運用級認証経路が実現する見込みである。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
Space Commerce Certification (SCC) Proposal
参照記事
Commerce Aiming to Open Novel Space Applications This Summer
https://payloadspace.com/commerce-aiming-to-open-novel-space-applications-this-summer/