要点
  • SSC Space(Swedish Space Corporation/スウェーデン宇宙公社)は、SubOrbital Express-5の打ち上げウインドウが2026年5月28日に開放されると発表し、9カ国の研究機関から計12件の先進科学実験を搭載する観測ロケット便がスウェーデン北部のエスレンジ宇宙センターから打ち上げられる予定である。
  • ペイロードは合計4モジュール構成で、メイン3モジュールが金属科学、医療用流体、ヒト血流挙動の研究を、ライドシェア・モジュール1基が追加9件のプロジェクトを搭載する。
  • ライドシェア枠では、ヒト免疫細胞挙動、幹細胞プロセス、金属合金の凝固挙動など微小重力条件下での研究機会を提供する。
  • SubOrbital Express-5は1987年から運用されているMASER(Materials Science Experiment Rocket)観測ロケット・シリーズの17号機にあたる。
  • 欧州宇宙機関(ESA)が本プログラムの最大顧客で、今回搭載される実験の一部にも資金を提供している。
  • エスレンジ宇宙センターはSSC Spaceが運用する欧州大陸唯一の本格的な観測ロケット・気球の陸上回収拠点で、スウェーデン北極圏に広大な回収区域を確保する。
  • SubOrbital Expressは、MASER級ロケットに迅速な統合・ペイロード回収を組み合わせたターンキー型微小重力アクセス・サービスと位置付けられている。
  • 本ミッションは、地上では再現できない微小重力研究環境を国際研究者に提供し、製薬・先端材料・バイオテクノロジー等の産業の研究を支援する位置付けである。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
SubOrbital Express-5 to launch 12 experiments to space

https://sscspace.com/news/suborbital-express-5-to-launch-12-experiments-to-space/

参照記事
SubOrbital Express-5 to launch 12 experiments to space

https://news.cision.com/ssc-space/r/suborbital-express-5-to-launch-12-experiments-to-space,c4345249