要点
  • SESは2026年4月13日、Japan Airlines(JAL)が長距離ワイドボディ機材へのマルチオービット機内接続(IFC)導入を拡大し、SESのマルチオービット型電子制御アンテナ(ESA)システムを採用すると発表した。
  • JALは、エアバスA350-900を20機(ラインフィット)、ボーイング787-9を10機(ラインフィット)、およびボーイング787-9を11機(レトロフィット)に同システムを搭載する。
  • マルチオービットサービスはSESの静止軌道衛星とLEOコンステレーション容量を組み合わせ、長距離路線の海上・遠隔地でもより広いカバレッジと低遅延を提供する。
  • 展開開始は2028年予定。
  • 今回の発表は2013年以来10年超に及ぶSES-JAL間の機内ブロードバンド協業を長距離機材へ拡張するものとなる。
  • 長距離機材への拡張により、JALはエアバスとボーイングの両ワイドボディプラットフォームで大規模にマルチオービットIFCを標準化する最初のアジア系航空会社の一つとなる。
  • 本契約は、ピーク時スループットで静止軌道単独ソリューションが課題を抱えてきた長距離路線において、低遅延LEO接続への航空会社需要が加速していることを示す。
  • SESは契約金額は開示していないが、本拡張は数年単位の展開と位置付けている。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
SES, Japan Airlines to Expand Multi-Orbit Inflight Connectivity to Long-Haul Fleet

https://www.ses.com/news/press-release/ses-japan-airlines-to-expand-multiorbit-inflight-connectivity-to-longhaul-fleet

参照記事
JAL to Install SES Multi-Orbit In-Flight Connectivity System on Long-Haul International Aircraft (A350 and 787)

https://www.traicy.com/posts/20260505369691/