要点
- RXジャパンは2026年5月19日、国際宇宙ビジネス展「SPEXA」を5月27日から29日まで東京ビッグサイトで開催すると発表した。
- 米国・ドイツ・イタリア・カナダ・英国など15か国から約300社の出展が見込まれ、内閣府宇宙開発戦略推進事務局、宇宙開発フォーラム実行委員会、宇宙技術応用推進機構(Ase-Lab)が後援する。
- 鳥取県は日本初を謳う屋外月面実証フィールド「Luna Terras」を紹介し、会場に持ち込んだ鳥取砂丘の砂上でローバ走行デモを行う予定だ。
- 2025年3月に月クレーター探査を成し遂げたとされる月面探査機YAOKIも展示され、来場者は実機操作を体験できる。
- その他、Antarisの衛星コンステレーション設計プラットフォーム、amulapoのVR/AR宇宙教育コンテンツ、跳躍走行型マルチエージェント探査ロボのプロトタイプ「RED」、スカパーJSATの衛星斜面・インフラ監視サービス「LIANA」、i-netの衛星・AI・ドローン統合型防災ソリューション、New Space Intelligenceの鉄道安全向け衛星解析など多彩な展示が並ぶ。
- 三井住友海上は打上げから軌道運用までを網羅する宇宙保険を、大分県はペット写真とメッセージを地球周回衛星に記録する追悼サービスを展示する。
- 本展は宇宙データ・技術を防災・都市開発・通信・コンシューマー体験の社会インフラ層として位置づけている。
編集部コメント
日本国内の宇宙産業向け展示インフラはこの5年で大きく成熟し、SPEXAはJAXA関連のSpace Symposiumや、打上げ・地上系投資誘致を狙う北海道・和歌山・大分など地域型の取り組みと並ぶ常設イベントとなりつつある。出展カテゴリの広がりは、ハードウェアよりも防災モニタリングや保険などの下流アプリケーションが商用宇宙の議論の中心に近づいてきたことを示している。15か国規模の海外参加は、海外ベンダーの市場開拓計画において日本のエンドユーザーやインテグレーターの比重が高まっていることも示唆する。一方、国内サプライヤー基盤は引き続き垂直統合型の少数プレーヤーを軸に集約が進む構図だ。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
【5/27(水)~開催・約300社*出展】有人月ミッションで加速する「宇宙ビジネス」(公式)