要点
- 長光衛星技術股份有限公司の新型リモートセンシング衛星8基が2026年5月17日、吉林省長春市の吉林省宇宙情報産業パークで開かれた出荷式典を経て送り出された。
- 長光衛星は中国初の商業リモートセンシング衛星運営企業で、これまでに累計152基の衛星を打ち上げており、現在は世界最大規模のサブメートル級商業リモートセンシング衛星コンステレーションを構築している。
- 今回出荷された衛星には「文化財01星」「彩雲光学01星」「安鉄03星」「利川紅」「吉星」「高分07C04星」などが含まれ、多くは長光衛星が各地の政府機関や業界団体と共同で研究開発・カスタマイズしたもので、文化財保護、地質災害対策、自然資源管理、デジタル農業など複数の実用分野に対応する。
- 「文化財01星」は中国国家文物局との共同開発でリモートセンシング監視を通じた文化財保護の情報化推進を目的とし、「彩雲光学01星」は雲南地鉱集団との共同開発で地質災害対策・自然資源監視に加え、越境リモートセンシングや低空経済といった新業態の開拓にも取り組む計画。
- 「安鉄03星」は福建省の茶産業向けに高解像度データで茶畑監視や栽培管理を支援し、「利川紅」は湖北省利川市の生態資源管理や特色産業発展を支える。
- 長光衛星のリモートセンシングデータと技術サービスは現時点で農林・水利、生態環境保護、交通輸送、都市建設、金融、自然資源など14分野で実用化されており、150種類以上の専門的応用サービスを提供しているという。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
長光衛星のカスタム衛星が一括出荷(公式)