【要点】
・2026年2月17日、ニューヨークを拠点とするベンチャーキャピタル大手のThrive Capitalが、合計約50億ドルの新規資金調達を完了したことが明らかになった。
・今回の増資は、初期段階向けの「Thrive IX」および成長段階・大規模案件向けの「Thrive Strategic IV」の2つのファンドを対象とする。
・投資戦略の中核として、人工知能(AI)と宇宙開発技術(Space Tech)の2領域を最優先カテゴリーに指定した。
・同社はOpenAIの主要な投資家として知られるが、今後は宇宙インフラとAIの融合を推進するスタートアップへの関与を深める。
・報道によると、今回の募集は当初の予定を上回る需要が集まり、Joshua Kushner氏の指導力に対する市場の信頼が反映された形となった。
・特に計算資源、エネルギーインフラ、宇宙輸送を「次世代の産業基盤」と定義し、これらの垂直統合を目指す企業を支援する。
・調達された巨額資金は、複雑化する宇宙ミッションの自律化や、衛星データ解析の高度化を担う企業群へ供給される見通しである。
・本件は、プライベートマーケットにおけるディープテックへの資金流入が再加速している現状を象徴する大規模案件となった。
【編集部コメント】
Thrive Capitalによる50億ドル規模の資金確保は、AIと宇宙の融合が投資市場の主戦場となったことを如実に示している。膨大な計算能力を宇宙空間で展開するエッジコンピューティングや、自律型衛星群の制御など、同社が狙う「AI×宇宙」の領域は広範だ。この巨額資本は、新興企業の技術開発速度を劇的に加速させる触媒となる。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
Thrive Raises Billions In New Funding For AI, Space Investments(Benzinga)
https://www.benzinga.com/markets/private-markets/26/02/50664009/thrive-raises-billions-in-new-funding-for-ai-space-investments
Josh Kushner’s Thrive Capital Raises $10 Billion in New Funding(Bloomberg)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-02-17/josh-kushner-s-thrive-capital-raises-10-billion-in-new-funding
Thrive raises $10B for new fund, its largest yet(TechCrunch)
https://techcrunch.com/2026/02/17/thrive-raises-10b-for-new-fund-its-largest-yet/