【要点】

・2026年2月18日、宇宙産業特化の特別買収目的会社(SPAC)であるSpace Asset Acquisition Corp.が、2億3,000万ドルの新規株式公開(IPO)を完了した。
・国際法律事務所のPerkins Coieが本上場プロセスにおける法的助言を担当し、無事に上場承認を得たと発表した。
・本IPOでは1ユニットあたり10ドルの価格で、計2,300万ユニットが発行されている。
・各ユニットは普通株1株と、将来的に株式を購入できるワラント(新株予約権)の3分の1で構成される。
・同社は調達した資金を活用し、衛星通信、地球観測、軌道上サービスなどの先端技術を有する宇宙関連企業の買収を計画している。
・設立チームには航空宇宙および国防分野の専門家が参画しており、技術的知見に基づいたターゲット選定を強みとする。
・SPACによる宇宙企業の買収は、民間資本を迅速に宇宙産業へ流入させる手段として、再び市場の注目を集めている。
・報道によると、今回のIPO規模は直近の宇宙関連SPACの中でも最大級であり、投資家による宇宙セクターへの期待の高さが伺える。

【編集部コメント】

宇宙産業特化のSPAC上場は、リスクマネーの流入が再び活発化している兆候である。2億ドル超の規模は、衛星コンステレーションや軌道上インフラなど、大規模な初期投資を必要とするスタートアップにとってのEXIT経路や資金調達の選択肢が強化されたことを意味する。法的基盤を固めた大型SPACの登場は、今後のM&A市場の活性化を予感させる。

【出典情報】

公式リリース
Perkins Coie Advises Space Asset Acquisition Corp. on $230 Million IPO(Perkins Coie)
https://perkinscoie.com/news/press-release/perkins-coie-advises-space-asset-acquisition-corp-230-million-ipo
参照情報(報道)
なし