【要点】
・福井工業大学あわら宇宙センターが、NASAの有人月探査ミッション「アルテミス2」における公式トラッキング協力局に選定された。
・日本国内の大学としては唯一の選定で、世界14カ国・34の協力組織の一角として地上支援を担う。
・宇宙船「オリオン」から送信される電波を受信し、位置特定に必要なドップラーデータ等をNASAへ提供する。
・同センターの直径10メートル級パラボラアンテナなどの設備を活用する。
・取得データは国際的な深宇宙通信ネットワークの運用検証にも活用される。
・アルテミス2は4人の宇宙飛行士が搭乗し月周回を行う計画で、2026年以降の打ち上げが予定されている。
【編集部コメント】
国際有人月探査の地上セグメントに国内大学が組み込まれる事例となる。
深宇宙通信ネットワークは探査ミッションの基盤インフラであり、大学の追跡技術が国際運用に活用される意義は大きい。
今後の月・火星探査に向けた国際協力体制の広がりを示す一例といえる。
【出典情報】
福井工業大学 公式リリース
https://www.kanaigakuen.ac.jp/press/entry-8140.html