【要点】
・IT企業のCGIとVantorは国防・民生向けの空間知能技術開発で協力する
・全球測位衛星システム(GNSS)が利用不能な環境での自己位置推定の高度化を狙う
・VantorのAIによる状況認識技術とCGIのシステム統合能力を組み合わせる
・衛星画像や各種センサーデータを活用し地理空間情報の解析を行う構想を示した
・電子戦や電波妨害が想定される環境での運用を想定する
・地上車両、ドローン、無人航空機などマルチドメインでの活用を見込む
・本提携により、作戦・任務における意思決定の迅速化や安全性向上を図る
・コンピュータビジョンなどの技術を用い、複雑な地形下での誘導・航法支援の高度化を目指す
【編集部コメント】
GNSSへの依存は、妨害や障害が発生した際のリスク要因になり得るため、代替・補完手段の整備が重要だ。CGIとVantorのAIを用いた空間知能は、位置情報が得にくい状況での認識・推定を補うアプローチとして注目される。防衛用途に加え、災害救助など通信・測位環境が不安定になりやすい場面での応用可能性もある。
【参照情報】
公式リリース
CGI and Vantor collaborate to advance spatial intelligence and AI-enabled situational awareness for defence and civil markets
https://www.cgi.com/uk/en-gb/news/space/cgi-and-vantor-collaborate-advance-spatial-intelligence-and-ai-enabled-situational-awareness
参照記事
CGI and Vantor team on AI spatial intelligence for GNSS denied operations
https://www.spacewar.com/reports/CGI_and_Vantor_team_on_AI_spatial_intelligence_for_GNSS_denied_operations_999.html