【要点】
・韓国のロケット企業INNOSPACEがSpaceport Nova Scotiaの活用を検討している
・Maritime Launch Services(MLS)が運営する同拠点はカナダでの軌道打ち上げ実現を目指して計画を進めている
・ノバスコシア州の東海岸は極軌道や太陽同期軌道向けの打ち上げに適した条件を持つとされる
・INNOSPACEはハイブリッドロケットHANBITの北米での打ち上げ拠点確保を視野に入れる
・NordSpaceも同地域で打ち上げ関連インフラの整備を進めており、拠点形成に向けた動きが並行している
・カナダ側では商業打ち上げ受け入れに向けた制度・運用整備が進められている
・韓国側の打ち上げ能力とカナダの立地を組み合わせ、北米の衛星事業者向けサービス展開を狙う
・地域経済への波及やハイテク産業の集積につながる可能性も論点となる
【編集部コメント】
カナダ東海岸の宇宙港構想は、極軌道・太陽同期軌道向けの需要を取り込み得る立地条件を背景に注目されている。INNOSPACEが拠点活用を検討する動きは、打ち上げサービスの供給網が多様化する流れを示す材料となる。制度整備とインフラ整備がどこまで具体化し、実際の打ち上げ実績に結び付くかが今後の焦点となる。
【参照情報】
参照記事
The meticulous rocket science of building East Coast spaceports that are steadily marching towards orbital launch
https://www.saltwire.com/nova-scotia/halifax/business-halifax/east-coast-spaceports-nordspace-maritime-launch-service-advance-plans-for-canadas-first-orbital-launch-satellites-former-nasa
参照記事
South Korean launch provider INNOSPACE eyes Canadian expansion via Spaceport Nova Scotia
https://spaceq.ca/south-korean-launch-provider-innospace-eyes-canadian-expansion-via-spaceport-nova-scotia/