【要点】
・中国の宇宙スタートアップSpace EpochがシリーズBラウンドで資金調達を完了した
・開発対象は、ステンレス鋼を採用した再利用型ロケットXZY-1
・2026年内の初の軌道打ち上げと回収試験を目標に、開発体制の拡充を進める
・ステンレス鋼はStarshipでも用いられており、製造や運用面でのメリットがあるとされる一方、同社は再利用性とコスト面の最適化を狙う
・独自開発のメタン・液体酸素エンジンの試験を進め、性能向上を図る
・今回の調達には政府系投資家も参加し、中国国内の商業打ち上げ需要の拡大が背景にある
・衛星コンステレーション向け打ち上げに加え、超高速輸送(グローバル)などの将来用途も視野に入れる
【編集部コメント】
「中国版Starship」を掲げる企業は多いですが、ステンレス鋼を採用した再利用ロケットで資金を集めたSpace Epochは要注目です。2026年内に軌道投入と回収まで狙う計画はタイトで、開発・試験の積み上げがどこまで進んでいるかが成否を左右します。実証が前進すれば、中国の商業打ち上げ競争の勢力図にも影響を与えそうです。
【参照情報】
参照記事
China’s Space Epoch Secures B-Round Funding, Intensifies Efforts for Pioneering Reusable Rocket Launch by 2026
https://www.ekhbary.com/news/chinas-space-epoch-secures-b-round-funding-intensifies-efforts-for-pioneering-reusable-rocket-launch-831-2.html
参照記事
Chinese startup Space Epoch raises B-round for stainless steel reusable rocket
https://spacenews.com/chinese-startup-space-epoch-raises-funding-for-stainless-steel-reusable-rocket/