【要点】

・英国のSeraphim Spaceが最新のベンチャーファンドで1億ドルの目標を上回った
・今回の募集完了により、同社のプライベートおよびパブリック市場での運用規模拡大につなげる
・英国ビジネス銀行(British Business Bank)や国家安全保障戦略投資ファンドなどが主要投資家に名を連ねる
・Eutelsat、NEC、SKY Perfect JSATといった既存の戦略的パートナーとの連携も継続する
・投資対象は通信、センシング、計算など次世代の宇宙インフラを担う企業群である
・AI機能を備えた宇宙技術を活用し、既存産業のデジタルトランスフォーメーションへの寄与を狙う
・グローバルなパートナーシップを通じて、投資先企業の市場参入と成長支援を行う方針だ
・中長期の宇宙産業成長を見据え、技術革新への資金供給を強化する

【編集部コメント】

Seraphimが多様な国際的プレイヤーから資金を集めたことは、宇宙産業への資金流入が広がっている状況を示す。通信やデータ解析の領域では、地上と軌道上のシステムが連携して価値を生むケースが増えつつあり、同ファンドは宇宙技術の社会実装を後押しする触媒としての役割が期待される。

【参照情報】
公式リリース
Seraphim Exceeds $100m Target for Latest Early Stage SpaceTech Venture Fund, Fuelling The Next Generation of Space Disruptors
https://seraphim.vc/news/seraphim-early-stage-venture-fund-latest-close/
参照記事
UK space investment company Seraphim raises more than $100 million for new fund
https://www.globalbankingandfinance.com/uk-space-investment-company-seraphim-raises-100-million-new/