【要点】
・タイで開催された多国間共同訓練Cobra Gold 2026で米陸軍3rd Multi-Domain Task Force(3rd MDTF)が宇宙関連の運用を実施した
・同部隊はタイ側拠点で防御的なSpace Control任務を担った
・多国間作戦中の通信の継続性確保を目的に衛星通信リンクへの干渉兆候の監視や識別を行う
・訓練枠組みの中で地上部隊が宇宙統制要素を作戦に組み込む取り組みとして位置付けられる
・サイバーや電子戦などと組み合わせたマルチドメインでの手順を同盟国・パートナー国と検証した
・インド太平洋地域で想定される複雑な電磁波環境下での相互運用性向上を狙う
・現場での衛星通信機材の設置や調整を含む技術運用も実施した
・本訓練参加はインド太平洋での共同訓練を通じた運用能力向上の一環として位置付けられる
【編集部コメント】
共同訓練でSpace Controlが前面に出ることは、衛星通信や宇宙由来サービスが地上作戦の成否に影響し得るという認識の広がりを示す。干渉監視や手順の標準化を多国間で進めることは、実環境に近い条件で相互運用性を検証するうえで重要だ。今後、宇宙・電子戦・サイバーを横断した訓練がどの程度定着し、実運用のドクトリンに反映されるかが注目される
【参照情報】
公式リリース
3rd Multi-Domain Task Force Expands Role with Space Control at Cobra Gold 2026
https://www.dvidshub.net/news/559164/3rd-multi-domain-task-force-expands-role-with-space-control-cobra-gold-2026
参照記事
News – 3rd Multi-Domain Task Force Expands Role with Space Control at Cobra Gold 2026
公式リリースのみ