【要点】
・米宇宙軍高官が、中国の監視・偵察能力の拡大を背景に、宇宙での「守る」発想だけでなく脅威に対抗する能力の必要性を強調した
・参照記事では、中国の監視衛星網が大きく拡大し、米軍の作戦にとって無視できない要素になっているとの見方が示された
・USSF Combat Forces Commandの指揮官であるLt. Gen. Gregory Gagnonの発言として、宇宙領域で脅威を抑止・対処するための姿勢転換が語られている
・宇宙軍は、衛星の機動や運用上の工夫に加え、宇宙空間での作戦(space controlやcounterspaceを含む)の在り方を検討している
・一方でFY2027を見据え、宇宙状況把握や訓練基盤、space weapon systemsを含む新能力への投資拡大が議論されている
【編集部コメント】
低軌道の混雑と安全保障の緊張が同時に進む中で、宇宙の「防御」だけでは抑止が成立しにくいという問題意識が前面に出ています。今後の焦点は、対抗能力を強化しつつも、透明性や偶発的エスカレーションの管理をどう担保するかです。政策・予算・運用の三点が揃って初めてドクトリンは現実になります。
【参照情報】
参照記事
Space Force Warns China’s Satellite Surge Is Forcing an Offensive Shift
https://slguardian.org/space-force-warns-chinas-satellite-surge-is-forcing-an-offensive-shift/
参照記事
China’s Growing Armada Of Spy Satellites Is Pushing Space Force To Go On The Offensive
https://www.twz.com/space/chinas-growing-armada-of-spy-satellites-is-pushing-space-force-to-go-on-the-offensive