【要点】

・欧州宇宙庁(ESA)とArianeGroupは、再利用型ロケット実証機「Themis」の初の低高度ホップ試験を2026年春に実施する方針を示した
・試験ではメタンエンジン「Prometheus」を搭載し、短時間の上昇と垂直着陸の検証を行う計画とされる
・Themisは将来の再利用型ランチャー構想(Ariane Nextなど)に向けた技術基盤の一つとして位置づけられている
・試験はスウェーデンのEsrange Space Centerで開始し、段階的にGuiana Space Centreでのより高度な試験へ移行する計画が示されている
・欧州が再利用技術の実装を進める上で、運用・安全・整備を含む検証工程の節目となる

【編集部コメント】

欧州が垂直離着陸の再利用技術を実地で積み上げるフェーズに入ったことを示す動きです。ホップ試験は高度そのものより、エンジン制御、誘導・航法・制御、着陸脚や地上設備を含む「運用一式」を揃えることに意味があります。Esrangeでの段階試験を経て、最終的にGuianaでどこまで運用サイクルを確立できるかが注目点になります。

【参照情報】
参照記事
Europe’s Themis Reusable Launcher Demonstrator To Test Launch In Spring 2026(2026/02/28)
発見できませんでした
参照記事
発見できませんでした