【要点】
・Intuitive Machinesの子会社Lanteris Space Systemsが、L3Harris Technologiesより国防用途の衛星プラットフォーム18基の設計・製造を受注した。
・本プロジェクトは、米国国防総省の宇宙開発庁(SDA)が進めるProliferated Warfighter Space Architecture(PWSA)のTranche 3 Tracking Layerを支援するものとされる。
・Tranche 3 Tracking Layerは、極超音速ミサイルや弾道ミサイルなどの脅威を追跡するための宇宙ベース能力の一部を構成する。
・同社によると、Lanteris Space Systemsの買収完了(2026年1月)後、国防分野における初のまとまった受注となる。
・SDAの構想では、軌道上でのデータ処理とセンシングを統合し、より広範なグローバル・カバレッジと即応性の向上を目指す。
・CEOのSteve Altemus氏は、今回の選定について信頼と実績に言及し、大規模かつ持続可能なミッションを支えるシステム構築に注力する考えを示した。
・Intuitive Machinesは月関連ミッションに加え、国家安全保障分野での衛星プラットフォーム事業を拡大する。
・今回の協業は、米国主導のレジリエントな多層型宇宙アーキテクチャ構築を下支えする動きとなる。
【編集部コメント】
月面着陸機で知られるIntuitive Machinesが、防衛分野の衛星プラットフォーム供給で存在感を強めつつあることを示すニュースである。SDAの追跡レイヤーは米国のミサイル防衛の要であり、18基というまとまった規模での受注は、同社が「探査」だけでなく「宇宙インフラ」領域へ事業を広げている点を印象づける。官需で求められる量産性と信頼性をどこまで担保できるかが、ポストISS時代の低軌道経済圏における同社の評価を左右しそうだ。
【参照情報】
公式リリース
Intuitive Machines Selected by L3Harris to Support SDA Proliferated Warfighter Space Architecture Tranche 3 Tracking Layer
https://investors.intuitivemachines.com/news-releases/news-release-details/intuitive-machines-selected-l3harris-support-sda-proliferated
参照記事
Intuitive Machines Selected by L3Harris to Support SDA Proliferated Warfighter Space Architecture Tranche 3 Tracking Layer
https://www.intuitivemachines.com/post/intuitive-machines-selected-by-l3harris-to-support-sda-proliferated-warfighter-space-architecture-tr