【要点】
・米宇宙軍(USSF)幹部は、将来の「Guardians in orbit」について「やる/やらないを現時点で断定できない」と述べ、可能性を閉じていない
・一方で当面は、宇宙優勢(space superiority)に向けた近接の課題に注力する姿勢が示されている
・議論の文脈では、民間インフラや民生技術を活用するデュアルユースの考え方が、将来の有人活動に向けた“下地づくり”になり得るとされる
・具体例として、NASAや産業界と並走する打ち上げ運用(manned/unmannedを含む)や、宇宙状況把握(SDA)投資などが「今の任務にも将来にも効く」領域として挙げられている
・USSFとNASAの関係強化として、Guardian Liaisonの枠組みや、Guardiansがテストコミュニティで培う技能(リスク管理、複雑システムの統合)に言及がある
・USSFは2023年にAir Force Test Pilot SchoolでSpace Test Courseを立ち上げており、近未来の能力獲得と将来の発展余地の両面に資する取り組みとして紹介されている
【編集部コメント】
「軌道上に人を置くか」は、ロマンよりも運用合理性の問題として語られ始めています。米宇宙軍の発言で重要なのは、いきなり“軍の有人部隊”を作るのではなく、SDAや打ち上げ運用、NASAとの連携といったデュアルユース領域で、将来に備える布石を打つ姿勢です。次の注目点は、この議論が“構想”のままなのか、訓練・人材・運用手順の整備として具体のプログラムに落ちていくのかです。
【参照情報】
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USSF Eyes ‘Dual-Use’ Ways to Boost Space Superiority, Prep for Guardians in Orbit
https://www.airandspaceforces.com/space-force-groundwork-guardians-in-orbit/