【要点】
・ポーランド政府および防衛企業連合は、自国および欧州の衛星資産を物理的・電子的な攻撃から保護する「統合衛星防衛システム」の構築を発表した
・ウクライナ戦争で衛星通信や偵察能力が攻撃対象になり得ることが示されたとして、地政学上の前線に位置するポーランドが主導すると報じられている
・システムには、対衛星攻撃の監視、サイバー防御、地上局の警備など複数の要素を統合する構想が含まれる
・Ares Shield AIなどの技術を組み込み、妨害信号(ジャミング)の検知や対応の迅速化を狙うとしている
・欧州全域の宇宙安全保障を、同盟国の支援に依存し過ぎない形で強化する動きの一環として位置づけられている

【編集部コメント】

ポーランドの防衛意識の高さが宇宙ドメインにも及びました。「衛星を守る」ための専用システムを構築する動きは、宇宙が「安全な後方インフラ」ではなく、現実の安全保障と直結する運用領域になったことを示しています。欧州全域で同様の議論が加速する可能性があります。
【参照情報】
公式リリース
Polska tarcza ochroni satelity i zatrzyma drony
https://pl.linkedin.com/posts/aresshild-ai_polska-tarcza-ochroni-satelity-i-zatrzyma-activity-7435271717150777345-uXRy
参照記事
A First for Europe: Poland to Build Integrated Defense System for Satellites
https://thedefensepost.com/2026/03/06/poland-integrated-defense-satellites/