【要点】
・Texas Space Commission(TSC)は、UT Austinに対し、U.S. Space Force(USSF)の宇宙ドメイン認識(SDA)能力向上に向けた930万ドルの助成金を授与した
・資金により、USSFの「Tools, Applications, and Processing(TAP)Lab」に関連する学術拠点機能をテキサス州で拡大するとしている
・Moriba Jah教授らが中心となり、軌道データ解析、デブリ追跡、脅威となり得る衛星活動の挙動検知に関するアルゴリズム開発を進める
・産学官連携の枠組みとして、民間技術を軍事運用へ移行させるアクセラレーター(Apollo Accelerator)を運営し、複数チームの支援を目標に掲げている

【編集部コメント】

SDAは、センサー網だけでなく「解析と運用判断」を回す人材・ソフトウェアが勝負になります。USSFが大学の研究基盤を取り込み、州レベルの資金で加速させる動きは、脅威環境の変化に対し“実装速度”を上げようとする意思の表れです。テキサスが研究・産業・運用を束ねる結節点として存在感を強めていきそうです。
【参照情報】
公式リリース
USSF expands Space Domain Awareness Accelerator through Texas Space Commission grant to UT Austin
https://www.spaceforce.mil/News/Article-Display/Article/4414482/ussf-expands-space-domain-awareness-accelerator-through-texas-space-commission/
参照記事
UT Austin becomes first institution to help Space Force track threats
https://www.kxan.com/news/science/ut-austin-becomes-first-institution-to-help-space-force-track-threats/