【要点】
・中国政府は、2026年から2030年までの「第15次5ヵ年計画」草案を全国人民代表大会(全人代)に提出した
・草案では「宇宙インターネット」を重点分野の一つとして挙げ、GuowangとSpaceSail(Qianfan)などのコンステレーション整備を加速する方針が示されたとされる
・衛星網の規模や2030年までの整備目標について、報道では低軌道で計約28,000機規模に言及がある
・AI分野では、データセンターの計算需要増大を見据え、再生可能エネルギーとの連携を進める構想が盛り込まれたとされる
・インフラや標準、サプライチェーン面での自立性強化に触れ、6Gや低空経済など関連領域の基盤整備も含まれる

【編集部コメント】

中国の次の5年は、「個別の技術」ではなく「システム全体の統合」を狙っています。衛星ネットで世界を繋ぎ、AIで分析し、それをグリーンエネルギーで動かす。この国家主導の巨大な垂直統合モデルが、米国の民間主導モデル(SpaceXやNVIDIA)とどう対峙していくのか。2026年は、真の意味での「超大国競争」が軌道上で火花を散らす元年となります。
【参照情報】
公式リリース
Xinhua News | Draft outline of China’s 15th Five-Year Plan submitted to top legislature for review
https://english.news.cn/20260305/917a8d4e2f3b458a96028998ed051be1/c.html
参照記事
China lays out blueprint for AI, space internet and green energy in US tech race
https://www.scmp.com/tech/article/3346055/china-lays-out-its-blueprint-ai-space-internet-and-green-energy-tech-race-us