【要点】
・LEAP 71とHBDは、3Dプリントで製造したエアロスパイク・ロケットエンジンを公開した
・推力は200kN級(約20トン相当)とされ、比較的大型のデモンストレーターとして位置付けられている
・エアロスパイクは、外気圧に応じて排気膨張が変化しやすい特性から、広い高度域での効率向上が期待される方式として知られる
・発表では、LEAP 71の設計アルゴリズム「PicoGK」を用いて、冷却経路を含む複雑形状を一体で設計し、積層造形で製造した点が特徴として挙げられている

【編集部コメント】

エアロスパイクは理論上の利点が語られてきた一方、形状の複雑さや冷却・製造難度が課題でした。アルゴリズム設計と金属AMの組み合わせで大型形状を形にしたことは、開発手法としてのインパクトがあります。今後は、燃焼試験での性能・耐久、冷却の成立、量産性など「実用化の壁」をどこまで越えられるかが焦点です。
【参照情報】
公式リリース
LEAP 71 and HBD produce world’s largest 3D-printed aerospike rocket engine
https://leap71.com/2026/03/12/hbdxleap71tctshanghai2026/
参照記事
LEAP 71 and HBD show off giant 3D printed aerospike rocket engine with 200 kN of thrust
https://www.voxelmatters.com/leap-71-and-hbd-show-off-giant-3d-printed-aerospike-rocket-engine-with-200-kn-of-thrust/