【要点】
・Nikonは、米国の民間宇宙ステーション企業Vastへの戦略的投資を発表した
・NikonはNikon SLM Solutionsの金属積層造形技術などを背景に、宇宙分野での製造・部品供給の可能性を拡大する狙いを示している
・発表では、Vastの宇宙ステーション開発や将来の軌道上製造の用途を視野に、技術面での協業を進める方針が示された
・Nikonは中期計画で宇宙・衛星分野向けの受託製造などを重点領域としており、今回の投資はその取り組みの一環として位置付けられる
・Vastは商業宇宙ステーション「Haven-1」などの計画を進めており、製造技術の活用可能性が論点となる

【編集部コメント】

光学・精密加工を強みとするNikonが、宇宙ステーション企業への投資を通じて「宇宙で作る」領域に踏み込む動きです。ポストISS時代に向け、軌道上製造や高付加価値部品の供給網をどう構築するかは各社の競争軸になりつつあります。今回の出資が、具体的にどの製造プロセス・製品に結び付くのかが今後の注目点です。
【参照情報】
公式リリース
Nikon Announces Investment in U.S.-based Vast, Inc.
https://www.nikon.com/company/news/2026/0306_01.html
参照記事
Nikon backs Vast to advance space manufacturing
https://www.metal-am.com/nikon-backs-vast-to-advance-space-manufacturing/