【要点】
・米宇宙軍(USSF)は、カナダとの連合宇宙運用における宇宙ドメイン認識(SDA)の共同指揮統制(C2)に関して、民間企業向けの情報提供依頼(RFI)を出した
・両国で宇宙空間の状況把握や脅威情報を共有し、対処に向けた統合ソフトウェア基盤の検討を進める狙いが示されている
・背景として、同盟国間でのデータ統合や意思決定支援の重要性が増している点が挙げられている
・民間のSDAデータ解析や、クラウドベースのネットワーク/システム活用も選択肢として想定されている

【編集部コメント】

宇宙状況把握は、単独国のシステム完結から「同盟での相互運用」へ重心が移りつつあります。米国とカナダがC2レベルでの統合を検討する動きは、北米の防衛アーキテクチャを宇宙領域まで拡張する試みとして注目されます。今後は、データ標準、権限設計、機密区分、クラウド運用の要件がどこまで具体化するかが焦点になります。
【参照情報】
公式リリース
Space Domain Awareness (SDA) Request for Information (RFI)
https://sam.gov/workspace/contract/opp/000b992bfc7f49668c03ae528aca3146/view
参照記事
Space Force Surveying Industry on Collaboration With Canada on Allied Space Domain Awareness C2
https://www.satellitetoday.com/government-military/2026/03/10/space-force-surveying-industry-on-collaboration-with-canada-on-allied-space-domain-awareness-c2/