【要点】
・SKY Perfect JSATは、レーザー技術を用いた宇宙事業を担う新会社「Orbital Lasers」を設立したと発表した
・デブリ対応では、レーザー照射により対象物の運動を変化させる方式(レーザーアブレーション)を活用し、非接触でデブリ低減につなげる構想を掲げている
・事業として、デブリ低減に関するサービスの検討に加え、衛星LiDARによる地形計測や森林資源の可視化などのデータ提供も柱に据えるとしている
・理化学研究所(RIKEN)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、名古屋大学、九州大学などとの研究成果を社会実装し、2025年度内のサービス開始を目指すとしている

【編集部コメント】

デブリ低減は、捕獲方式だけでなく「非接触でリスクを抑える」アプローチの選択肢も増えています。Orbital Lasersの設立は、研究開発段階の技術を事業化へ近づける動きとして注目されます。今後は、対象とするデブリの条件、地上設備・運用手順、安全面の要件をどこまで具体化できるか、そしてサービスとして継続可能なモデルに落とし込めるかが焦点です。
【参照情報】
公式リリース
スカパーJSAT発スタートアップ 「株式会社Orbital Lasers」設立のお知らせ 民間企業で世界初の商用利用をめざして、レーザーによる スペースデブリ除去事業・高精度な地表面情報を提供する衛星ライダー事業開始
https://www.skyperfectjsat.space/jp/news/_orbital_lasers
参照記事
持続可能な宇宙環境を守るために、レーザーで宇宙ごみを除去
https://www.skyperfectjsat.co.jp/brand/michikachi/articles/uchugomi