【要点】
・三菱電機は、スペインの打ち上げ事業者PAYLOAD AEROSPACE S.L.(PLD Space)への出資を発表した
・出資額は5,000万ユーロとされ、PLD SpaceのシリーズCラウンド(総額1億8,000万ユーロ)の一部だと説明されている
・発表では、PLD Spaceが開発する小型衛星向けロケット「MIURA 5」の打ち上げサービスに関して、優先利用に向けた合意に至ったとしている
・三菱電機は衛星製造に加え、衛星データを活用したソリューション事業の拡大を掲げており、打ち上げ計画の確度向上につなげる狙いが示されている
・日本およびアジア圏の顧客向けに、PLD Spaceの打ち上げサービス提供を視野に入れる方針にも言及がある

【編集部コメント】

衛星コンステレーションの拡大で打ち上げ枠の確保は重要課題になっています。三菱電機が欧州の新興打ち上げ企業へ出資し、サービス面の連携を進める動きは、国内外の複数手段を組み合わせて供給リスクを下げるアプローチとして注目されます。今後は、MIURA 5の開発・初飛行の進捗と、優先利用の具体条件がどこまで運用面に落ちるかが焦点です。
【参照情報】
公式リリース
スペインのロケット打ち上げ事業者PAYLOAD AEROSPACEへ出資
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ja/pr/2026/0304-b/
参照記事
三菱電機、スペインのロケットベンチャーPLD Spaceと戦略的提携
https://space-connect.jp/mitsubishi-pld/