【要点】
・宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新型宇宙ステーション補給機HTV-X1から、超小型衛星の放出が実施された
・放出された衛星は日本大学理工学部が開発した超小型衛星「てんこう2」で、軌道投入が完了したと発表された
・JAXAが開発した超小型衛星放出機構「H-SSOD」を用いた初回ミッションとして位置付けられている
・Space BDが、JAXAとのインターフェース調整や衛星搭載に至る工程を支援したとされる
・HTV-Xの運用プロファイルを活用し、放出高度の選択肢を広げる取り組みとして紹介されている
・「てんこう2」は、宇宙環境下での炭素繊維複合材の耐性評価や先進通信技術の実証を目的とする
・学内の芸術学部や付属高校とも連携した教育プロジェクトとしての側面もある
【編集部コメント】
HTV-X1とH-SSODを組み合わせた放出実績は、日本の補給・運用インフラを「衛星放出の手段」としても活用する動きを示します。学術機関の実証衛星を、官(JAXA)と民間(Space BD)の支援で軌道投入した点は、今後の小型衛星ミッションの選択肢を広げる材料になります。今後は、放出条件の柔軟性や運用手順の標準化がどこまで進むかが注目点で
【参照情報】
公式リリース
新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)より、日本大学「てんこう2」の軌道投入が完了
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000050164.html
参照記事
【日本大学】新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)より、日本大学「てんこう2」の軌道投入が完了 JAXAの衛星放出機構(H-SSOD)による初のミッションをSpace BDが支援
https://www.afpbb.com/articles/-/3626243