【要点】
・Gilat Satellite Networksは、AWS、SES Space & Defense、WAVEコンソーシアムと共同で、クラウドベースの仮想化衛星モデムのデモを行うと発表した。
・SATELLITE 2026にて、AWS上のFPGA加速仮想化モデムとGilatの地上用モデム「Aquarius Pro DS」を連携させる。
・DIFI規格に準拠したオープンアーキテクチャを採用し、特定のハードウェアに依存しない柔軟な衛星通信(SATCOM)基盤を提示する。
・防衛組織は、同一のインフラ上でソフトウェアを切り替えるだけで異なる通信波形を運用することが可能になる。
・AWSの生成AI機能を活用し、通信環境の変化に応じた自動的な最適化やレジリエンスの向上も視野に入れている。
・本技術により、物流やハードウェアの制約を大幅に軽減し、衛星ネットワークの拡張性と迅速な配備を実現する。

【編集部コメント】

これまでの衛星通信は専用ハードウェアの「箱」に縛られてきたが、今回のデモはその境界が消えつつあることを示している。特に国防分野において、状況に応じて即座に通信方式を変更できる「ソフトウェア定義モデム」は決定的な優位性をもたらす。AWSのようなメガクラウドとの統合は、衛星通信をITインフラの一部として標準化する大きな一歩だ。
【参照情報】
公式リリース
Gilat Defense, AWS, SES Space & Defense demonstrate Virtualized SATCOM
https://www.gilat.com/pressreleases/gilat-defense-aws-ses-space-defense-and-wave-consortium-demonstrate-virtualized-satcom-gateway-modem-architecture-at-satellite-2026/
参照記事
Gilat Defense, AWS, SES Space & Defense and WAVE Consortium demonstrate virtualized SATCOM gateway modem architecture at Satellite 2026
https://www.satelliteevolution.com/post/gilat-defense-aws-ses-space-defense-and-wave-consortium-demonstrate-virtualized-satcom-gateway-m