【要点】
・米国宇宙軍(USSF)は、中軌道(MEO)におけるミサイル警戒・追跡(MWT)衛星群の地上管理を担うため、Kratos社と4億4700万ドルの試作契約(OTA)を締結した。
・「MEO MWT」システムのローンチおよび初期運用フェーズを支援する、弾力性の高い地上ネットワーク基盤を構築する。
・中軌道を利用することで、広範囲の監視と高精度な追跡を両立し、極超音速ミサイル等の次世代の脅威に対抗する狙いがある。
・クラウドネイティブなデジタルアーキテクチャを採用し、将来の衛星増設やマルチオービット連携に柔軟に対応できる設計とする。
【編集部コメント】
これまで低軌道(LEO)が注目されてきたが、宇宙軍は「中軌道(MEO)」の戦略的価値を再評価し、投資を進めている。監視の「死角」をなくすための地上インフラ整備は、ミサイル防衛網の完成に向けた重要要素と言える。
【参照情報】
公式リリース
U.S. Space Force forms a New Ground Management Agreement for MEO MWT Launch and Operations
https://www.ssc.spaceforce.mil/Newsroom/Article-Display/Article/4438302/us-space-force-forms-a-new-ground-management-agreement-for-meo-mwt-launch-and-o