【要点】
・スカパーJSAT発のスタートアップOrbital Lasersは、シリーズAラウンドで総額30.2億円の資金調達を完了した。
・レーザーを用いて非接触でスペースデブリ(宇宙ゴミ)を移動・除去する商用サービスの実現を目指す。
・物理的に接触しないため、高速回転するデブリに対しても安全にアプローチでき、二次デブリの発生リスクを抑えられる。
・宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究成果を基盤とし、2020年代後半のサービス開始に向けて高出力レーザー光源の小型化などを推進する。
・調達資金により、デブリ除去だけでなく、衛星の長寿命化を支援する「軌道上サービス」への展開も加速させる。
【編集部コメント】
日本のレーザー技術が、宇宙の環境保全という世界共通の課題に挑む強力な武器になる。非接触という手法は、他社の「捕獲式」に比べて物理的なリスクが低く、将来のデブリ除去市場における有力な選択肢となり得る。
【参照情報】
公式リリース
Orbital Lasers、シリーズAラウンドで30.2億円を調達
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000151266.html
参照記事
宇宙新興のオービタル、30億円調達 レーザーや衛星技術開発
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC186BP0Y6A310C2000000/