【要点】
・宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(ISAS)は、垂直離着陸型の再使用ロケット実験機「RV-X」の飛行試験を3月中に実施する。
・一度打ち上げたロケットを再び着陸させて再利用する「リユーザビリティ」技術の確立を目的とした重要なステップである。
・高度な誘導制御アルゴリズムと、エンジンの推力調整技術を組み合わせ、目標地点への正確な着陸を検証する。
・米国や中国が先行する再使用型ロケット分野において、日本独自の高効率・高信頼な技術体系を構築する狙いがある。
・本実験の成果は、将来の基幹ロケットや民間ロケットの開発におけるコスト削減の基盤データとして活用される。
【編集部コメント】
ついに日本も本格的な「垂直離着陸」の実証フェーズに入る。Falcon 9が世界標準となった今、日本がこの技術をモノにできるかどうかは、将来の宇宙輸送市場での立ち位置を決定づける極めてクリティカルな試金石だ。
【参照情報】
公式リリース
JAXA ISAS: RV-X 再使用ロケット実験機
https://www.isas.jaxa.jp/feature/forefront/260127.html